◆鹿島萩麿 山階宮菊麿王の子山階宮萩麿王 臣籍降下して鹿島伯爵となる
1906-1932 26歳没



8c675593.jpg


c3dd5627.jpg



::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
『高松宮日記』

1926年1月6日
山階宮萩麿王いらっしゃる。
萩麿王、堀井とは親しくなさるるよし結構なり。
堀井は満蒙に活躍したき望みあるらし。
探偵小説など好むとはさもあらん。
萩麿王も同じ探偵小説を好読さるるとは模倣の然らしむるためか。

1926年1月7日
山階宮萩麿王、御日記を持ちて来られ読めとて置いてゆかる。
萩麿王の人に交わられ友と交われるに、セックスの上に原因がありはしないか。
そうだと、それに偏しすぎるのは面白からず思う。
私についても誤解が大ではないかとも考えられる。
なぜならば私の人格を礼賛して、私のために身をどうするとまで書いておありになるのは如何かと思う。
私もお力になろうが、それは same level においての事なり。

1926年1月12日
「純な心持ち」というものがあることに気づいた。
性欲の研究を始めようか。
そしたら私の心持ちも純なものになることができるかもしれない。
そして清い友達ができるかもしれない。
まだ羞恥心はあるのだから。
「純な気持ち」から恋愛に近い感情も起ることもありうるわけだ。
こえは山階宮萩麿王の御日記を見つめて苦しむ産物としては大きなものだった。
ホッと息をつく。
なにせ萩麿王には私を対象とせぬよう言ってやろう。
理屈も何も言うことは要らぬ。

1926年1月29日
山階宮萩麿王に御日記を返す。
手紙添えず。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


=========================


◆2代 鹿島晃久 1代萩麿のイトコ/公爵島津忠重の子
1914年生


■妻  松平英子 子爵松平慶民の娘 
1918年生


●長男
●長女
●二女