直球和館

2025年

2025/09

■東京本邸 芝区三田小山町


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◆初代男爵 伊藤文吉 伊藤博文公爵の子
1885-1951

撮影:丸木利陽
2013



■妻  桂寿満子  桂太郎公爵の娘・猩紅熱で死亡
1897–1930

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カメラ:丸木利陽
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●長男 伊藤俊夫  1914年生 白根松介男爵の娘白根美穂子と結婚
●二男 伊藤和夫  1919年生 岩瀬京子の婿養子になる 岩瀬和夫

●長女 伊藤可世子 1915年生 阪急佐多輝雄と結婚
●二女 伊藤喜美子 1916年生 斯波蕃男爵の孫斯波悌一郎と結婚
●三女 伊藤博子  1917年生 持田德彦と結婚
●四女 伊藤道子  1921年生 伊藤博邦公爵の子林博則と結婚・義理のイトコ結婚


伊藤喜美子・伊藤博子
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1939年 暗殺事件から30年後 京城の朝鮮ホテルで 安重根の子安俊生と対面する文吉
2014



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宮武外骨『地獄耳』1919年

先月下関で木田幾三郎という有名でない男が死んだ。
この木田は伊藤博文の未亡人梅子の実弟で、博文が杉孫七郎方の女中に孕ませた庶子伊藤文吉の養父だが、梅子も文吉も死亡広告に名を出さぬはおろか葬式にも行かなかった。
身分と名聞にとらわれて義理人情をも顧みぬ当世華族の一面がわかると思うとある人が言った。
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◆初代男爵 松井慶四郎 外務大臣
1868-1946

1912年
2138



■妻  今村照子 鉄道王今村清之助の娘
1879年生

1912年
2137


1924年
2158



●長男 松井明  次代当主
●二男 松井正二 

●長女 松井千代 田中薫子爵と結婚 デザイナー田中千代
●二女 松井貞子 安川電機安川寛と結婚


1912年 左から 貞子・千代・明
2139



1913年 左から 明・千代・貞子
2140



1923年 左:貞子13歳 右:千代17歳
7081



左から 明・正二・松井慶四郎・照子夫人・貞子・千代
2061



●松井千代 田中薫子爵と結婚 デザイナー田中千代
2144



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◆当主 松井明 初代男爵松井慶四郎の子
1908-1994


1953年 松井明と姉田中千代
2063



■妻  原以都子 実業家原邦造の娘
1916年生


●長女
●二女

◆初代男爵 倉富勇三郎 枢密院議長
1853-1948

1900年
1544


1910年
1543


1539


1000



■妻  広津宣子 外務官僚広津弘信の娘・1882年結婚
1867-1945

1525


1828年
1535



●男子 倉富鈞  2代当主
●男子 倉富孚  早逝
●男子 倉富隆


1893年
1526


1904年
1527



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◆2代 倉富鈞  1代勇三郎の子
1885-1977


■妻  荒井フジ 農商大臣荒井賢太郎の娘


●長男 倉富幹郎

●長女 倉富寛子 鈴木幹雄と結婚
●二女 倉富真子 岩垂孝一と結婚


1915年 ソウルで 左から
弟の隆
妻のフジ
父の勇三郎
母の宣子と赤ちゃん寛子
フジの父荒井賢太郎
倉富鈞
1549

■父  白根多助 内務官僚
1819-1882

1879年 62歳
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■母


●二男 白根専一 初代男爵
●三男 白根忠三 河野忠三となる


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◆初代男爵 白根専一 逓信大臣
1850-1898 

1879年 32歳
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5191



■妻  寺田ツタコ 寺田一尾の娘
1855年生

1079(2)



●男子 白根松介  2代当主
●男子 白根百合介 高橋恒三郎の娘カツエと結婚

●女子 白根スミコ 大蔵官僚神野勝之助と結婚
●女子 白根ユキコ 医者堀田筅三と結婚
●女子 白根アイコ 三菱重工斯波孝四郎と結婚


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『明治大臣の夫人』明治36年出版

<白根専一の浮気>

白根専一男爵は細君と娘とを引き連れて京都へ出かけられたことがある。
昔から美人の本場所と言われる鴨川肌の優物が多いので、折があったらそこいらの酒楼へでも入り込み鼻の菩薩に枕の塵を払わせようという謀反を起こしたが、困ったことには細君が大の嫉妬家だからさすがの白根男爵もいかんともせんかたなく、あたら宝の山に足を入れながら空しく指をくわえて躊躇し良策もがなとすこぶる心肝を砕いた。
その末ようやく案じ出した一つの手段、宿の女将に頼み込めば先方も商売柄とてそこいらには抜け目なく、かねがね白根男爵がお気に入りの芸者をばそっと呼び寄せ、風呂番のおさんに扮装させ白根男爵の入浴の世話をばさせることにした。
浴室にやってきた夫人は風呂番にしてはいやに垢抜けた女がいると見受けたが、これも美人の本場の京都であればと東京なぞとは違ったものだとあえて気にも留めずにおられた。
そこで白根男爵こいつは上首尾、いくら嫉妬家でもここにはお気がつかぬも道理とホクホク悦に入ったので、風呂に入るたびごとにその芸妓をとらえては思う事のし放題、室中をふざけ散らして楽しみおった。
5~6日経ってちょうどその折12~13であった白根男爵の娘、欄干にもたれながら何の気なしに向かいの通りを眺めていたが、母親の方へ振り返り、
「お母様、あれご覧なさい。風呂場のおばさんが向こうを通るよ」
「そうかね」と言いながら娘が指す方を見ると、今の今まで風呂番の女とばかり思うていたのが髪の結い様より衣服まで全然変わった華美姿、左褄取りつつ歩み行くところは女でさえ見とれる別嬪、さては一杯食わされたと嫉妬の炎ムラムラと燃え上がり、柳の眉を逆立てながら夫の横顔をジロリと睨んだその恐ろしさ。
さすがの白根男爵も進退窮まり、隠せど知れる冷や汗ビッショリ、
「な、なーるほど、風呂番の女によく似た芸者だなあ」
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◆2代 白根松介 1代専一の子
1886年生 

1079(1)



■妻  金塚喜美子 三井鉱山金塚仙四郎の娘
1896年生


1929年 喜美子夫人
1929-2004



●長男 白根精一

●長女 白根富美子 桂広太郎公爵と結婚
●二女 白根美穂子 伊藤文吉男爵の子伊藤俊夫と結婚


●白根美穂子 伊藤文吉男爵の子伊藤俊夫と結婚
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◆初代男爵 山内万寿治 海軍中将
1860-1919

1207(1)



■妻  山内婉子 士族近藤真琴の娘
1867年生

1207(2)



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◆2代  山内志郎  海軍北古賀竹一郎の子・養子になる
1894年生

1208(1)



■妻  井伊登美子  子爵井伊直方の娘
1900年生


●長女 山内美栄子
●二女 山内恵子

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